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5月の半ば、労働基準監督署(以下労基と呼ぶ)に行きました。
私もA君を補助するために一緒に行きました。
(ここで行く労基は、相手先の会社の所在地を管轄する監督署です。自分の住所の管轄ではないので間違えないようにしてください。)
(また、会社がキャバクラなどのお店をやっていて、そのお店で働いていた場合はそのお店の所在地になりますので注意が必要です。)
労働相談コーナーに行くと、名前、仕事内容、相手先、就業条件等のアンケートを書いて、既に内容証明を送ったこと、その結果脅迫を受け、全額支払うつもりはないことなど、一連の経緯を説明しました。
窓口の人は、「もう先生の方で、内容証明も送られたのですね、では担当官にかわります」と奥から役人が出てきました。
(窓口の人は、年配の方でOBでしょうかね?それとも社労士さんだったのかもしれません。)
担当官からは、1週間以内に労基から社長に連絡をして呼び出して話をしますと言われました。
その結果をA君本人に連絡してくれることになりました。
ここで私のすることはもうなくなりましたので、後は本人が労基の担当官とやりとりです。
私はただ報告を待つことにしました。
その後のやりとりについては私は関与していませんので詳細は分かりませんが、最終的にA君が報告してくれたことを書いておきます。
労基訪問から2週間くらいしてA君から電話がありました。
あの後、担当官は社長を呼び出し、給料を支払わないことが労働基準法違反であることなど指導を行ってこれたそうです。
もちろん、社長の言い分も聞いたそうで、作業着代や書籍を返せないなら給料から引かれること了承できるか等の助言?はあったとのこと。
(捨ててしまっていたので、A君としても負い目が少々あったようです。)
最終的には、作業着代や書籍代、税金を引いた金額で決着して支払われたそうです。
電話でA君は「先生のおかげで給料が支払われました。ありがとうございました。」と言ってくれました。とても嬉しい言葉でした。
私は内容証明を作って、労基へ最初に一緒に行って補助しただけです。その後はA君が頑張った成果です。
では次に、今回の経験からのアドバイスを書きます。
続き アドバイス
このサイトは、建設業の会社でアルバイトをしていたある男性が社長のパワハラの末、給料を1円も貰えないまま辞めた後、労働基準監督署に救済を求め、給料が支払われた事例です。代理人等に依頼せず、まずはご自身で解決しようとする方の参考になればと思いますが、全ての責任はご自身でお持ちください。
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